アンチエイジング

アンチエイジングと歯科の関係

アンチエイジングと歯科の関係

「アンチエイジング」という言葉の、正しい意味をご存知ですか? 一般的には「抗加齢」と訳されますが、本来の意味は「健康に、幸せに年齢を重ねること」。誰もが望むこのアンチエイジングを達成するために、歯科医院が果たす役割は大きいと考えます。

歯科におけるアンチエイジングでは、「容姿管理」「生活管理」「寿命管理」を目標とします。健康に生きている限り、人は毎日食べ、話し、笑うもの。人としてのQOL(※)を保つためにも、誰もが自分の歯とうまくつきあっていく必要があるのです。

※QOL:Quality of Life=生活の質

8020運動とQOL

8020運動とQOL

では、生涯にわたってQOLを高く保つために、どんなことができるでしょうか?
1つの目標が、80歳になったときに20本以上の歯を残そうという「8020運動」です。自分の歯が20本以上ある人と19本以下の人とでは、食事の内容や咀嚼機能に大きな差が出て、これが健康状態に直結します。若いうちから正しいブラッシングの習慣を身に付け、フッ素塗布などで歯質を強く保ち、定期的に歯科の検診を受けて、健康な歯を1本でも多く残しましょう。

歯周病と骨粗鬆症の関係

歯周病と骨粗鬆症の関係

75歳以上の日本女性の半分以上がかかっていると言われる、骨粗鬆症。骨強度が極端に低下し、ちょっとしたことで骨折しやすくなってしまう病気です。現代は超高齢社会にあるため、将来女性の多くがかかる可能性がありますが、早めの予防や対策をすることで防げる可能性もあります。

従来から、骨粗鬆症の人は歯周病が悪化しやすいということは知られていました。そして近年、高齢者の歯周病を治療すると、骨粗鬆症の状態が改善したという例も見られるようになりました。そのため、現在も両者の関連性について研究が進められています。

歯周病は、細菌によって歯茎が腫れ歯槽骨が破壊される病気であり、骨粗鬆症と同じく骨の疾患と言えます。違う点としては自覚症状しやすいかどうか。骨粗鬆症は自覚症状に乏しく発見が遅れることが多々あります。歯周病も同様の特徴がありますが、骨粗鬆症よりは自覚されやすいと言われているのです。歯科医院で定期的にチェックし、ケアしていれば、歯周病の進行とともに骨粗鬆症を疑うことができるかもしれません。この意味でも、歯周病の検診は定期的に受けられることをおすすめします。